地域おこし協力隊の大変さ
田舎に移住する際、就職したり企業するのではなく、まずは地域おこし協力隊
として国から給料をもらいながらその後を考えるっていう道がある。
高知県佐川市や島根県津和野町の自伐林業の取り組みのように、自治体として
のバックアップがあり、OBも多くいるような活動を志すならば、そのレールに
乗っかり、あとはひたすら自立するための技術とネットワークの構築に励むだけ
なのかもしれない。
しかし、それ以外の一般的なパターンでは、1から仕事を立ち上げなければなら
ず、何をすればいいのか考えるところから始めるんだろう。
その場合特に、上の記事で秋吉さんという方が書いている
1 行政予算(のスケジュールや性質)を理解した上で活動計画を考える
2 ゼロ予算でも動けることを考える
3 その地域での合意形成
(勝手に3つにまとめた)
という力が必要になってくる。
特に、3はとても労力と時間が必要になるんだろうな。ヨソ者が、住民が望んで
いることの中で、さらに地域活性化にもなる実現可能なことをまとめるって、3年
でなかなかできないんじゃないだろうか。
とにかく行動する3年間じゃなきゃやっていけないんじゃないか。
たまにクソみたいな覚悟で応募しただろう協力隊員の話を聞くが、
半端な覚悟じゃやっていけない。